小児がんと向き合う日々の中では、治療のことだけでなく、経済的な負担や生活の変化、将来への不安など、さまざまな悩みが生じるのは自然なことです。
この章では、経済的支援制度や生活のサポート、相談窓口のことなど、安心して治療に向き合うための情報をご紹介します。
ご家族が抱える不安や困りごとの中には、医療の範囲だけでは十分に対応できないことがあります。相談窓口では、お一人お一人のお話をお聞きし、必要な情報の提供や問題解決のお手伝いをします。
相談できる窓口はありますか?
まずは病院の相談窓口に相談しよう。
治療・医療費・制度のこと
がん相談支援センター(病院に設置されている、がんに関する相談窓口です)
- 愛媛大学医学部附属病院(089-964-5918)
- 愛媛県立中央病院(089-947-1165)
- 松山赤十字病院(089-926-9630)
地域での生活や制度のこと
保健所(保健センター)
お子さんやご家族のこと
認定NPO法人ラ・ファミリエ
小児がんの支援のこと
公益財団法人がんの子どもを守る会
相談できることの一例
園や学校のこと
- 入院中勉強できる環境はありますか?
- 進級、進学はどうなりますか?
- 園や学校にはどのように伝えたらいいですか?
きょうだいのこと
- 病気のことをどのように伝えたらいいですか?
- 面会することはできますか?
- きょうだいをサポートしてくれる組織や場所はありますか?
ご家族のこと
- 付き添いは必要ですか?
- 仕事はどうしたらいいですか?
- 医療費はどうなりますか?
見た目の変化のついて
- 髪の毛が抜けてしまうのですか?
退院後の生活について
- 生活制限はありますか?
- 友達にはどのように伝えたらいいですか?
医療費の助成や給付金はありますか?
患者さんの治療にあたっては、医療費や生活を支えるための制度があります。利用できる制度は、年齢や病状、地域によって異なります。
医療費を軽減する制度
小児慢性特定疾病医療費助成制度
対象は18歳未満の児童等ですが、18歳到達時点において医療費助成の認定を受けており、引き続き治療が必要と認められる場合は、20歳を迎える誕生日の前日まで延長することができます。
詳しくは下記の愛媛県のページをご覧ください。
子ども医療費助成制度
外来・入院の医療費の自己負担が軽減されます。お住いの自治体によって内容が異なりますので、詳しくは下記のサイトでご確認ください。
| 市町名 | ホームページ |
|---|---|
| 松山市 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 今治市 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 宇和島市 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 八幡浜市 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 新居浜市 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 西条市 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 大洲市 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 四国中央市 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 西予市 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 東温市 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 上島町 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 久万高原町 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 松前町 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 砥部町 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 内子町 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 伊方町 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 松野町 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 鬼北町 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
| 愛南町 | 子ども医療費助成(外部サイト) |
自立支援医療制度(育成医療)
自立支援医療制度は、心身の障害を除去・軽減するための医療について、医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度です。詳しくは下記のサイトをご覧ください。
生活を支えるための手当
特別児童扶養手当
病気や障がいのあるお子さんを育てているご家庭への手当です。
障害児福祉手当
重い病気や障がいがあり、日常生活で介助が必要なお子さんのための手当です。
介護休業給付金
家族の介護のために介護休業を取得した際に、雇用保険の被保険者で、一定の要件を満たす方は、介護休業期間中に休業開始時賃金日額の67%相当額の介護休業給付金が支給されます。
医療費控除
「医療費控除の明細書」を所得税の確定申告書に添付することで、所得税や住民税で減税を受ける可能性があります。
がんの子どもを守る会療養助成
小児がん患児の家族を対象に、療養のために必要な諸経費の一部を助成しています。
