がんサポートサイトえひめ

遺伝性腫瘍について

Q

遺伝性腫瘍ってなんですか?

A

祖先から生まれつき引き継いだ体質が強く影響して発症する腫瘍を“遺伝性腫瘍”と呼んでいます。遺伝性腫瘍の患者さんでは、特定のがんにかかる可能性が高いため、対策をとることが勧められます。また、近しい血縁の方も同じ体質をもっている可能性があるため、十分な対策が必要となります。

たくさんの遺伝性腫瘍が知られています。有名なものには次のようなものがあります。

  • 遺伝性乳がん卵巣がん症候群
  • リンチ症候群(遺伝性非ポリポーシス大腸がん)
  • 家族性大腸ポリポーシス
Q

どこで相談できますか?

A

家族歴や遺伝子診断に基づいて、遺伝的要素について相談にあたる部署があります。次のような方は、ご相談ください。

  • 血縁者にがんが多い(特に大腸がん、乳がん など)
  • 何度もいろんながんができる
  • 若くしてがんができる

愛媛県内で遺伝性腫瘍について相談できるところ

  • 四国がんセンター 家族性腫瘍相談室
  • 愛媛大学附属病院 臨床遺伝外来

相談は十分に時間をかけてお話を伺うため、完全予約制です。まずは各病院の「がん相談支援センター」でご相談ください。

Q

どんなことを相談できますか?

A

がんは遺伝子の変異によって起こる病気です。がんそのものは、親から子に遺伝するものではありませんが、がんに罹りやすい体質は遺伝することがあります。遺伝性ではなくても、家系内に患者さんが複数いることは珍しいことではありません。そのため医療関係者であっても遺伝性腫瘍であるかどうか判断することは簡単ではありません。遺伝性腫瘍に関する専門知識をもった医師や医療スタッフが医学的な観点より遺伝性かどうか判断します。遺伝性と判明した場合には、本人や家族へのアドバイス、気持ちへのサポートや、がんになるリスクを軽減するための検査や予防法の提案などを行います。

Q

遺伝性腫瘍の相談はどんなスタッフが担当するのでしょうか?

A

専門の知識を持った臨床遺伝専門医、認定遺伝カウンセラー®が担当します。

  • 臨床遺伝専門医
    遺伝が関係する病気の診断や治療、予防などに関して、専門的な知識を持っている医師。
  • 認定遺伝カウンセラー®
    遺伝に関する医学的な情報提供や心理的・社会的なサポートをする専門職。

愛媛県がん診療連携協議会© Ehime cancer conference.