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乳房の病気を知る治療

Q

乳がんの治療はどのようなことをするのですか?

A

乳がんと診断されて最初にうける治療を「初期治療」と呼びます。初期治療には、手術、放射線治療といった局所療法と、化学療法(抗がん剤治療)や抗HER2療法、ホルモン療法などによる全身療法が含まれます。乳がんのしこりの大きさや性質、リンパ節への転移の有無などを見て、治療方法を組み合わせて行います。

通常初期治療は手術から治療開始し、その後摘出したがんの性質に合わせて化学療法や抗HER2療法、ホルモン療法などの薬による治療を追加することが多いです。しかし、がんの広がりが比較的大きかったりリンパ節に転移がある場合は、順番を入れ替えて、手術の前に薬の治療を行い、しこりやリンパ節の腫れを小さくしたり、薬の効き具合を確認してから手術を行うことがあります。手術で乳房温存術を受けられた方や乳房切除術後の方でもがんの広がりが大きかった方は、手術後に乳房や胸壁への放射線治療を追加します。

診断の時点で他の臓器への転移(遠隔転移)があった場合は、手術よりも薬による治療が優先されます。



また、乳がんの治療にかかわる専門職には、乳腺専門医、放射線治療専門医、がん看護専門看護師、乳がん看護認定看護師などがあります。興味のある方は下記ページをお読みください。


経験者の声  治療にはたくさんの選択肢があります。専門用語を聞き取ることさえままならないのに、次々に判断を迫られます。いくら自分のことでも、ひとりだけで決めるのはとても難しいことです。
 まずは主治医の説明をしっかり聞くこと。わかりにくいことは看護師など他の医療者に質問したり、相談窓口などで確認したりすることもできます。焦らずに、周囲のさまざまな専門家の力を借りながらじっくり考えて選ぶこと。それが大事です。

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