原発不明がんを知る治療

Q

原発不明がんの治療はどのようなことをするのですか?

薬物療法を主体とした治療が行われます。 原発部位がわかった場合は、その部位のガイドラインに沿った治療を行います。

特定は出来ないまでも、原発部位の候補が2~3ヶ所に絞られた場合は患者さんの状態や治療の効果を総合的に判断して治療を決めます。検査開始から1か月経過しても原発部位が不明な場合には、プラチナ製剤とタキサン製剤の併用薬物療法を開始することが原発不明がん診療ガイドラインで決められています。さらに原発不明がんに対する遺伝子をターゲットにした薬物療法の治験や免疫治療も適応がある方には使えるようになっており、徐々に進歩してきております。


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