がんサポートサイトえひめ
新型コロナウイルスの対応について
愛媛県内でも新型コロナウイルスによる感染が確認されています。
患者さんやご家族は不安を抱えていることと思います。
ご自分でできる対応や、医療者に相談すべきことをまとめましたので参考にしてください。
なお、これは4月10日の情報を基に作成しています。
愛媛県内の新型コロナウイルス感染症に関する最新の情報や、国立がん研究センターの情報もご確認ください。。
治療や体調の変化などに加え、医療費の支払いなど不安なことがある場合には、医療機関の相談窓口に相談してみましょう。
発熱した場合
- 担当医・主治医から発熱時の指示をうけている場合、まず指示に従って対応してください。
薬物療法の治療中の方、肺の病気の方、移植治療を受けた方などは事前に担当医・主治医に相談しておきましょう。 - 担当医・主治医から指示をうけていない場合、すぐに帰国者・接触者相談センター(24時間対応 TEL:089-909-3483)へお問い合わせ下さい。その際かならず、「がんの治療を受けている、もしくは治療終了後であること」を伝えてください。
- 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
- 重症化しやすい方(※)で発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
(※)高齢者、糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある方や透析を受けている方、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている方、肺・心臓・肝臓・腎臓などに大きな影響が出る治療を受けた方、その他の合併症がある方。
なお、次のような方は他に要因がない限り「重症化しやすい方」に相当しません。
・すべての治療が終了し経過観察中の方・健康診断の精査目的で受診される方
・負担の少ない手術や処置(子宮円錐切除術、内視鏡検査、生検など)などの後で全身状態が良好の方 - 上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合(症状が4日以上続く場合は必ずご相談ください。)
- 帰国者・接触者相談支援センターの電話での相談で、感染が疑われる方について、帰国者・接触者外来につなぐことになります。
新型コロナウイルス感染症に関する一般的なご質問やご相談は、愛媛県と松山市が合同で設置している「一般相談窓口」(24時間対応 TEL:089-909-3468)にお問い合わせください。
新型コロナウイルス感染症が拡大していることから、時限的な措置として、初診も含め、医師の判断で電話やオンラインにより診断や処方を受けられることとなりました。厚生労働省のホームページにおいて電話やオンラインによる診療を行っている医療機関のリストを掲載していますので、参考にしてください。
新型コロナウイルスの感染予防対策
普段の生活において以下の点を心がけることが効果的です。
- 感染が拡大している首都圏や関西方面などへの出張や旅行は自粛するほか、外出する場合は、次の3つの密を避けてください。
・換気が悪い密閉空間
・多数が集まる密集場所
・間近で会話や発声をする密接場面 - 手洗いを心がける
手指消毒用アルコールもしくは流水と石鹸による手指衛生を積極的に行ってください。 - 顔(特に眼、鼻、口)はできるだけ触れない
- 家庭や職場などでよく触れる部分(ドアノブ、スイッチ、手すり、リモコン、携帯電話など)の清掃、消毒をおこなう
- 睡眠や食事をしっかりとり体調を整える
- 発熱や咳がある場合、周囲に広げないようマスクを着用するなど、咳エチケットを心掛ける